江東区深川江戸資料館 特別展「江東幕末発見伝」

住所:〒135-0021東京都江東区白河1-3-28
TEL03-3630-0021

図録の表紙

我らの会員中西崇氏の関係している施設だ。残念ながらこの展示は8月15日まで。同資料館は1986年に開館し、どちらかというと民俗的な江戸期の江東地区の生活を展示した内容だ。両国の江戸東京博物館より、領域を限れば優れた展示だ。

深川江戸期の街並み
東京に住んでいても江東、越中島は要領が分からない。しかし今は地下鉄
1本で行ける。資料館の関係者は先回、前装銃大会ビデオ撮影のために千葉の射場に来られた。画像は図録だが立派なもので、A4,カラー印刷100ページ、
1000円だ。興味のある会員は図録だけでも取り寄せるとためになろう。

広重小版錦絵より。永代橋の洋式行軍

江戸湾の防衛のために幕末、お台場の建設と担当藩の調練施設が移転されたところで、その内容に関するのが今回の展示内容だ。
鉄砲では火縄銃、ゲベール銃、エンフィールド銃、スナイドル銃、各々銃剣付きの程度の良いものが展示されている。
残念ながら、図録に載っているフランスアンバリッド所有荻野流一貫目砲はなかった。この架台を観たかったのだ。これは要塞砲、下関戦争でろ獲されたものでアンバリッドには10門くらい様々な長州の砲があるそうだ。

図録より架台が珍しい。
越中島の住民を移住させそのあとに松平下総守、忍藩の調練用下屋敷が造られた。松尾芭蕉もここでは忘れてはならない人で、「鉄砲百カ条」「長門流伝書」などの文献が見られる。その他地域の人、文化を網羅してあり、武器兵器に関わっていた人たちも多かった。

図の右手が銃砲の調練場か。図録より。以上。