第392回平成25年度10月見学会報告

1、国宝松本城「赤羽コレクション」火縄銃の見学

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出迎えてくれた「古城太鼓」
東京都港区、東京タワーの近くで料理屋を経営していた赤羽道重夫妻は大の火縄銃ファンであり、夫妻とも実弾射撃も行っていた。夫人は1990年代半ば、
英国ワーイックで表彰されたほどだ。当時、料理屋の入り口から各部屋まで多くの火縄銃が展示してあり、火縄銃で有名な料理屋だった。その収集物、141挺を生前、

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赤羽氏は夫妻の故郷である松本城に展示し、日本人が幼小の頃より日本の歴史や文化、文明に興味を抱いて呉れることを願っていた。松本市教育委員会、そして「松本城鉄砲倉赤羽コレクション会」の努力により今日の展示が存在する。それを当銃砲史学会では見学会として観察し研究するために訪問した。

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カラクリの仕組み

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道具の数々

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日本最大の火縄銃総合コレクションとも言って良い。

2、「国宝松本城古式砲術演武」の見学

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場内アナウンスも陣羽織

午後1時半開始だった。あいにく午前中からの雨が激しくなる。準備としては
芝にビニールシートを引いて、射撃場所には長い天幕を用意していた。
この第25回古式砲術演武の見どころは、3隊の3種の演武が見られることだった。
① 松本城鉄砲隊、②愛知県古銃研究会鉄砲隊、③駿府古式炮術研究会鉄炮衆
各々の地域の伝統、そこに伝わる流派による異なった演武を比較しながら、観客、我々銃砲史学会会員も研究出来るメリットがあった。

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駿府隊

恐らく天気が良ければ背景の国宝松本城も映えたであろう。土砂降りに近くなった。隊員の皆さんと話をしていると火薬、特に口薬の湿気を恐れていた。

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愛知隊

火縄は、大体の隊員が雨火縄を用意しているようだったが、口薬が湿ると厄介だ。
何回やり直しても不発が出る。結果、全体で不発はⅠ-2発しか無かったようだ。
日ごろの皆さんの鍛練のたまものであっただろう。また事故は無論、危ないと感じることも皆無だった。

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赤羽さん

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松本隊

 

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風がないと煙が長く残るのが黒色火薬武器兵器の難点。

(管理人記)

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